薬剤師Y子です。
9月某日、4歳の孫娘・夫M・私の3人で城南島海浜公園つばさ浜に、そして翌日には同じメンバーで大横川親水公園に行って遊びました。
両日とも曇り空で、残暑と日焼け、それらによる疲労を恐れていた私にとっては好都合でした。
今回は、つばさ浜について書きます。
城南島海浜公園つばさ浜
ここは、かなり前に夫Mと一緒に下見し「羽田空港に近いから離発着する飛行機が大きく見える! 住宅地だったら騒音に他ならない迫力ある音が数分おきに聞こえるので遠慮なく大声を出せる! お金かけずに砂浜を駆け回ったり掘ったりするだけで孫が喜びそう!」と内輪の前評判は上々でしたが、コロナ禍で駐車場が閉鎖されてしまい「おあずけ」状態が何か月も続いていました。
自由に出入りできるようになった場合に備え、百円ショップで柔軟なバケツ・小さなプラスチック製の熊手・シャベル・網などを買い、準備万端ととのった状態で、あとは待つのみ。
待ちに待った今月ついに、それらの出番が来たのです。
ほどよく曇って気温も丁度よい朝9時ごろ。まだ駐車場も、好きな場所を選べる状態。そして目の前の砂浜にいる人は何人なのか簡単に数えられる程度。波打ち際に向かって勢いよく進む孫娘。よしよし、ここまで大成功!
http://www.misaki.rdy.jp/illust/「みさきのイラスト素材」さんより
上の可愛いイラストのうちヒトデは見られませんでしたが、貝殻は何種類も、そして生きている小さなサザエを1個、苦も無く手にする孫娘。もちろん生きているサザエさんには記念写真を撮ったら直ぐ、海に帰っていただきました。
頻繁に離陸して大きな音と共に頭上を通り、やがて雲の中に消えていく飛行機を見上げながら、サンダル履きの足を踝(くるぶし)まで海水に浸し大はしゃぎで砂浜を駆け回る孫娘は、そのうち飛行機に飽きたらしく、また私も、彼女が転んだりしていないか気になって彼女の方ばかり見ていて、あまり飛行機を見上げなくなりました。
夫Mだけが「ああ、都内上空を避けるために、かなりの旋回角度で曲がっていく」とか「あのタイミングで後輪をしまってギアを入れるのか」とか言いながら、次々に離陸する飛行機を興味深そうに眼で追っていました。
時間が経つにつれて砂浜で遊ぶ人の数が増えてきたので、私たちは小さなカニやフナムシがいそうな岩場に移動。夫Mが網でフナムシを捉えて見せ、その後で網を渡された孫娘は存分に網を振り回し、すでにバケツに入っていた色々な形の貝殻を私が時おり網に入れたりすると「大収獲!」という表情で何やら私の知らない単語を叫んでいました。
つばさ浜で過ごしたのは2時間程度でしたが、祖父母と遊ぶために遠出するのが楽しみで朝5時台に起きたという孫娘にとって脳と体の活動量は充分だったようで、移動のため車に乗ると、間もなくグッスリ寝てしまいました。
飲み物とアイスクリームの自動販売機、足も洗える水道、トイレ、駐車場。
つばさ浜は、この日の私たちにとって必要なものが全て揃った、とても良い場所でした。