理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

Y子の夫、Mが登場!「回線えらび、慎重に」

Y子の夫、Mです。

実験道具を自分で作る時代の「いきもの屋」。

ガラス細工、電工作業から始まって、ものづくり大好きに。

PCの便利さを知った80年代後半からは、秋葉オタクの色が増し、プラモ感覚でPCづくりを続けている。事業に活かせる特技として色んなことにチャレンジしている経験を、興味を持ってくれる方々にお裾分けできればと思い、Y子の立ち上げたブログに参加することになりました。 

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初回は、提供業者の表現だけではよくわからないことが多い、ネット回線について一言。

ネット回線って、入り口までがいくら速くても、PCにつながるまでに減速ってことが多いから注意が必要。

モデムに繋ぐマシンの性能が低いと回線スピードを活かせないってこともあるわけだけどそれは論外。回線の状況を自分でよく考えないと「俺んとこ光だからさぁ」なんて言ってても実はひとつ前のADSLレベルかもしれない。業者はそんなこと教えてくれません。けっこう無駄してるヒトも多いんじゃないかと思う。

 

戸建ての光契約なら、PCをつなぐモデムまで光ケーブルで上り下りとも1000メガbpsで走ってるから最高だが、集合住宅タイプだとぜんぜん違ってくる。

LANケーブルがあらかじめ敷設されてる新しいマンションなら戸建てのケースと同等だけど、旧めのマンションなんかだと、それぞれの家庭までつなぐ建屋の内部配線は昔からの電話回線。そんな場合、建屋までは1000メガ(1ギガ)で来てる情報通信もずっと減速されてしまう。下りがせいぜい100メガ、上りだと35メガあたりがせいぜいってことになる。途中でノイズも拾うから、PCを繋ぐまでに10分の1未満になるってことだ。

 

実はこれ、オフィスビルでもおんなじだ。最近のオフィスビルはLAN回線完備で事実上どの店子にも戸建ての光契約とおんなじ条件がそろっているけど、昔からの事務所ビルなんか、旧めのマンションと同じ状況だ。

ちょっと高いけど光にしました、って言う知り合いの事務所に行った時、ビルの旧さから??って感じて、「どうですか? 通信速度めっちゃ上がりましたか?」と聞いてみた。「うん、だいぶ速くなった。」って言いながらyou tube映像をクリック。読み込みのプログレスバーがジ、ジ、ジ、ジッっていう感じで伸びて映像スタート。内心、これってADSLレベルじゃん?って感じて、意地悪した訳じゃないけど回線速度サイトで下り速度を計測してみた。なんと、20メガbpsでした! 

この前まで12M契約のADSLだったとのことで、それよりは確かに速いのだろうけれど、とても ”お光さま” のメリットとまでは言えそうにない。ご本人も、半泣きの顔で、「でも、前よりはだいぶ速いからね」って。もしかすると、WiFi契約のほうがコスパいいかも知んない、って感じたのである。

 

売り込みにくる回線業者はイイコトしか言わないもんね。

やっぱり、消費者は自分で自分を守るしかないのですよ。

何事もよぉく考えて納得してからでないと。
あとから悔やんでも、ただただ虚し悔しいだけですからっ! 残念っ!!