理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

Myコショー、My七味が いつもどこかに

Mです。

ひとは誰でも味に好みというものがある。甘党とか辛党とかいうのとは別に、例えば味噌汁の出汁(だし)は煮干し系が好きな人もいれば昆布系が好きな人もいるように、特定の料理について ”こういう味が好きだ” というものがあると思う。

 

個人的な例だけれど、大好きなカツ丼についていうと、うまいカツ丼はうまい蕎麦屋にある、と思っている。

カツ丼は洋食アイテムのトンカツを完全に和風化した大衆食。ウソだといわれている、警察での取調中に登場するように、大衆食であってちょっと贅沢な秀逸メニュー。それだけに、いろいろなところで供されている。

ファミレス、デパートの大食堂、町の食堂、蕎麦屋、そしてかつやの様な専門店。

しかし、和食化を追求しているのは、出汁が命の蕎麦屋がいちばん。だから、蕎麦屋のカツ丼が上位に来るのだ、と思っている。

ただ、高級割烹などのことは入ったことがないから知りません。あしからず。

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ちなみに、ずいぶん前のはなしだが、打ち合わせ先のひとに付いて入った箱崎ティーエアターミナル近くの小さな蕎麦屋 ”ときわ” さんのカツ丼はうまかったちょっと甘さが強かったが、割りしたの調合度合いが抜群だった。今もあの味なのだろうか。

 

さて、味の好みはいろいろあれど、Mにとって欠くことが出来ないのは ”辛み” の追加である。
これが加わるかどうかでその料理のグレードが変わるのだ。

だから、バッグの中にSBのコショーと七味唐がらしがいつも忍ばせてある。打ち合わせ先でどこかに昼飯、なんてなったときには、そのいずれかが出てくる。たいていは行った先のテーブルに供えてあるのだが、それが旨いとは限らない。安くてしかも好みに合っているということで、SBさんが選ばれているというわけ。

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コショーについては、ほんとうは粗挽きと粉の両方が欲しいところだが、粗挽きは香りが飛びやすいので粉で我慢している。

こいつらを使うと、出てくる料理を自分好みに変身させられるので重宝なのである。せっかく食べるのだから、自分好みにしたいのは当然なのだ。

実をいうと、”やげん掘七味唐がらし”がいちばん好みに合っているものの、スーパーなんかではあまり売られていないのであきらめている。浅草の老舗「やげん掘」にでも出向けばよいのだろうが、なかなかそこまでは。

ピザを食べると、タバスコが一本無くなってしまうほど使いそうになるので自重しなくてはならないMだ。その調子で備え付けのものを使ったら、たぶん無くなってしまう。味の好みもあるのだが、店の備え付けをガバガバ使うわけにもいかない、という側面もある。
Myコショー、My七味は、必携なのである。