理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

かんたん防犯カメラが現れた!その2

Mです。

先日、Wi-FI接続でデータ伝送とコントロールが可能なPlanex社製のモニターカメラの情報について書いた。
今回は関連情報の追加として、サンワ・サプライさんの乾電池仕様防犯カメラを紹介したい。

Planexさんのものが、無線通信でコントロールできる操作型カメラであるのに対して、こちらは固定型で自動運転タイプだから、本体を回収しないと映像確認はできない。その点で、明らかに使用目的は異なる。

こちらはむしろ、本格的な隠密カメラで、その姿形もまさに隠密。しかも雨風に耐える防雨仕様が売りの屋外設置を得意とするモノだ。

下の写真はメーカーページから転載させて貰った。まさに屋外の電柱のような柱にくくりつけられている。全天候型、って体を張って現している。

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フィールドワークを主とする動物学の研究者などにとっては、どこに行っても使える頑丈な監視モニター・カメラ、ということになる。特殊電池は、その充電を考えると長寿命を唄っているものでもイザという時に電池切れで換えがない、ということが起こる。でも乾電池ならどんな地域でも入手できるし、値段も安いので、たくさん予備を保っていることも可能だ。山ごもりしながら仕事をするタイプの人にも重宝なのだ。
映像取得をリアルタイムで行うことができないから、前回のモノとは全く違う。しかし、乾電池仕様というところでコスパの点から非常に利便性が高い。

余談だが、デジカメにもこれは当てはまる。Mは使い途によって3機種のデジカメを使い分けているが、それらのものはどれも乾電池対応機種である。なかなか無いので機種はあまり選べないのだが、電池切れしてもすぐに入手できないと困る、の1点でそうしている。野外で撮影したり、薄暗いところで機械などの写真を撮ったり、フラッシュも多く使うので電池の消耗がはやい。高性能電池を使うカメラだと電池交換だけで2000円もかかるところを、アルカリ乾電池2本でとっかえひっかえすればよいから、経費は10分の1で済むのだ。それと同じことが、監視カメラの世界でも可能なのだ。

使い方としては、個人宅の防犯、近頃はやりの宅配ボックスルームの監視、マンション周辺の監視、ゴミ置き場の監視、倉庫の監視、屋外の動物行動観察、田畑の害獣監視などなど、いろいろあると思う。設置方法もベルト締めで木に固定することもできたりできるので、工夫次第だ。

考えようによっては、いま流行のクルマ用監視カメラであるドライブレコーダーにも応用できそうだ。運転中はあまり使うつもりがない場合なら、夜間の駐車場での監視カメラとして、車内の隅にでも置いて撮影しておくという手もある。撮影範囲が120°と広めだから、後部角に設置すると、ほぼ前方すべての窓が写し込めるだろう。また、赤外線撮影を得意としているので、最近クルマにいたずらされることがあった、なんて時にはうってつけかも知れない。

映像の画面設定をいくつも選べて、小さめの画面320×240(30fps)で9時間撮影し続けることができるし、簡潔撮影ならグンと時間も延びるので、使い道はいろいろ考えられるだろう。

そうだ、ずっと昔から思っていてできていない、カラスウリの開花を撮影する、なんていう使い方にはうってつけかも知れない。夏までに考えてみようかな。