理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

熱中症かな? PC編

Mです。

Y子が熱中症について書いたので、つられてチョコッと。

といっても、当方はヒト様ではなくて、PCの熱中症です。

PCの熱中症、お掃除してないPCだとそろそろ起こり出しますぞ! と脅すわけではないが、前2回に分けて書いた内容がこの問題。敢えてもう一度、触れておきたい。

以下のような症状が現れたら、間違いなく熱中症≒熱暴走に突入するきざしです。

◆さっきまで静かだったファンの音が大きくなりっぱなしで治まる気配がない。
◆アイコンがスムーズに動かないで、飛び飛びに動いている。
◆画面の切り替わりにえらく時間がかかる。
◆アイコンがくるくる回ってばかりで、アプリが起きてこない。

・・・・・

そして、いきなりプツンとBlack out。

これでPCが壊れる、なんてことはなかなか起こらないものの、その時ちゃんと終了できないでいたアプリがエラー状態に陥って、次回動かない、くらいのことは起きてしまうかも知れない。最悪、起動ディスクがエラーを起こして立ち上がらない、ということもあり得る。そんなときは、面倒でもWindowsのインストールディスクで立ち上げて、修復作業を行うのが手っ取り早い。

とにもかくにも、そうならないように対応策を。

特にNote PCの場合は、CPUファンの音がギュイーンとあがってそのままになるようなら、やばいと思った方が良い。排気口が本体横のどこかにあるはずなのでそこに手をかざしてみて欲しい。排熱がよくわからないのはフィンが詰まっている証拠だから一番マズイ。急いで、スリットのある開口部を探そう!

排気しているのが判って、その空気が熱風なら、これもまた、即対応すべしである。

いずれの場合も、アプリを止めてまずはシャットダウンすべきだ。ウンともスンともいわなくなっているなら仕方がない、メインスイッチ長押しで強制シャットダウン。

そして、前々回に写真で示したように、熱がこもるところはふたを開けてあげよう。ファンとフィンは歯ブラシと掃除機でクリーニング。

もちろん電源オフでです!

それが済んだら、何かゲタになるものを見つけてPCの上げ底をして欲しい。
それさえ行えば、再起動して熱中症になることなく使えるはずだ。

一方、デスクトップの時に上述の異常が起こるようだと、Noteよりだいぶ深刻かも知れない。
まずは、シャットダウンしてからサイドパネルを開けてCPUクーラーの点検と、メモリーの触診をしよう。

CPUクーラーは、前回述べたようなホコリで埋まっていなければまず問題ない。下の写真の大きなファンがCPUクーラーのファンだが、その向こう側の櫛板構造(フィン)がヒートシンク。どちらにもホコリは溜まっていない。こんな感じならNo ploblem。

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ヒートシンクに手で触れてみると、あったかい程度のはずだ。そもそも、CPUクーラーは放熱が良いので、フィンに触って熱いくらいだとそれはファンが回っていない場合の異常。もしファンが回るのに熱いとなると、これはCPUの発熱にクーラーユニットの排熱能力が追いついていないということで、論外。即、そのCPUに合わせた能力のユニットに交換すべきだ。

※余談だが、上の写真のCPUクーラーユニットは、たぶん元値は1万円くらいしたはずのジャンク品。秋葉原の行きつけお兄ちゃんの所で、もってけ泥棒箱(1000円均一)に入っていたものだが、ヒートパイプ4本式の業物。130W級のちょっと古くてパワフルなCore i7に付けているのだが、ガンガン働かせても人肌程度で放熱している。

CPUと同様に酷使されてもけなげに仕事をしているのがメモリー。上の写真だと、大きなファンの右下に縦に並んでいる板がそれ。彼らには、普通冷却装置がついていないのに、熱はガンガン出る。メモリーの基板に装着されている黒いチップが触れないほど熱いのも、夏だと当たり前のこと。下のようなメモリーだとバーコードラベルに触っただけで、ウワッと声が出るほど熱い。

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 あまり触ったことがある人はいないだろうが、メモリースロットのある部分をマザーボードの裏側から触るとビックリするほど熱い。つまりは、差し込んでいるスロット自体もメモリーの熱を受け取っていて、それがさらにマザーボードに伝わって熱くなっているということだから、いかに発熱しているかが判るはず。メモリーは、近接して並んでいるから、隙間も広くないので周囲に熱がこもりやすいのである。

下の写真のようなメモリーだと、チップに金属(アルミ)をかぶせて放熱性能を上げているが、それでも、ファンで風を当てているわけではないので、冷却効果はイマイチなのだ。

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ちなみに、こういうアルミ板を装着したメモリーを触ると、数秒さわっているくらいまでは我慢できるほどに熱放散している。でも、中に埋め込まれているチップ自体は、十分熱いと想像する。

というわけで、デスクトップマシンで上述のおかしな現象が現れるようなら、すぐにサイドパネルを外して開放状態にしてあげて欲しい。できればそこに扇風機の風を! 狙い所は、メモリースロットが並ぶエリア。卓上のおもちゃ扇風機があるなら、そいつで集中攻撃して欲しいくらいだ。

とにかく、ケースファンで内部の熱を外に吐き出す程度では太刀打ちできない状況が起こっているわけで、その対応策はできるだけ多くの空気を送り込んでやること、に尽きるのだ。したがって、夏場は開放のままがよろしい。

最近、ゲーミングPCなどでは水冷のCPUクーラーが流行っている。とは言っても、簡易水冷だから、車のラジエターのように大量の水を使っているわけではないので、効果もさほど高くない。それでも流行っているのは、それだけ排熱問題が意識されているということで、無視することもできない。

ただ、本質的に考えれば、ふたを開けて扇風機、の方がなんぼかマシだということに気づいてもらいたいものだ。

カネをかけるより、頭を使おう! 見てくれなんてどうでもいい。PCくんが快適ならそれが一番だ。

Mの仕事用のPC、今日からサイドパネル除去、しました!