理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

「孫育て」と「祖父母手帳」

薬剤師Y子です。

子育て、孫育てに奮闘する皆様、「祖父母手帳」を、ご存じですか?

祖母としては若輩者の部類に入る薬剤師Y子は、ごく最近になって知りました。 

有料(200円)のものと、無料でダウンロードできるものがあります。

www.magosodate-nippon.org

ご興味をお持ちの方は、是非ご覧くださいませ。

 

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Y子には「既婚で子持ちの息子」が一人、「現時点で独身の息子」が一人います。

しばらく前のこと。「夫M、独身の息子(=次男J)、私Y子」の3人でMの実家に行ってお墓参りをし、Mの母(80代後半)と色々な思い出を語り合いました。

 

次男J(30代前半)は、2歳の時に父方の祖父(Mの父)を亡くしています。

祖父を思い出そうとした時に「記憶の地層」の底の方から掘り出せるシーンは2つだけ。でも、その2つ「家で元気そうに振る舞っていた時の姿」と「最後の入院時に寝ていたベッドの特徴」についてなら、かなり詳しく語ることができる、というようなことを話していました。

また、祖母とは年に3~4回しか会わないのですが、いつ会っても優しく接しているので、「Mの母の孫育て」は大成功だったんだなあ、私も義母を見習いたいなあ、とY子は感じています。

 

今回も、互いに相手の使う単語の意味が分からなかったり、かなりズレていたのに急にパチリと噛み合ったりする義母とJとの微笑ましい会話を横で聞いていたY子は、心の中で「孫のため~、猫でも泥でも被ります~」と何故か七五調で吟じ、その自らの即興作品が気に入って、一人でニヤニヤしていました。

 

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ちなみに「ネコをカブる」とは「本性を隠しておとなしそうに見せること。また、知っていながら知らないふりをすること」であると、下記のサイト「コトバンク」に書かれています。

「子育て」の時とは違い、「孫育て」の中で出会う人たちは多くがY子より年下で、頼りなげに見えることも少なくないので、必要に応じて上手に猫をかぶりたいと思います。

猫を被る(ネコヲカブル)とは - コトバンク

 

「ドロをカブる」とは、同じくコトバンクによれば「他人の悪事や失策の責任を負う。損な役割を引き受ける」という意味。悪事は別として、孫を育てていく中で誰かが引き受けなくてはならない損な役回りに関しては、祖母Y子、進んで引き受ける所存でございます。

泥をかぶる(どろをかぶる)とは - コトバンク

 

「子育て世代」と「孫育て世代」の間には、世代間ギャップがあります。

でも、こちらの「祖父母とのおつきあい10カ条」を読むと、違うのは当たり前、と思えるようになりますよ!

私も「違い」や「ギャップ」を楽しみながら、30代の息子世代、乳幼児の孫世代と共に成長していきたいと思っています。

www.magosodate-nippon.org