理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

もの探しの達人!?

Mです。

もともと、関心の薄いことは記憶の抽斗(ひきだし)に入れない性格だから、仕事上で会っても「こいつキライだな」と感じると名刺交換していてもすぐに忘れてしまうほどのズボラ人間だ。

後で名刺入れを見て、日付と用件を書いてあるにもかかわらず、その相手の顔がいっこうに思い出せない。

2度目に会っても、「あ、嫌なヤツだ」と思い出すだけで名前は出てくる気配がない、というほどのお粗末なのだ。

そのくせ、興味のあることはしつこく覚えているから、これもまた始末が悪い。そういうしっかり覚え込む事柄が抽斗を占有してしまうから、ますます、それ以外のことは放り出してしまうのかも知れない。たぶん、抽斗そのものの数も少ないのだろう。残念ながら、その数は増えることがないのだと思う。

 

そんなMへの案内メールに、ソースネクストというソフト屋さんから「もの探しアプリ」の情報が入った。スマホアプリ版で、落とし物になりそうなものに取り付けるタグ・システムの紹介だった。

TrackR という並行輸入アイテムの紹介で、スマホと連動で、アラームやライトで紛失物を知らせてくれるキーホルダー、とのこと。いわゆる通信機能付き自己駆動型の電子タグで、定期的に設定したスマホと通信を繰り返していて、お互いが一定以上の距離離れるとスマホ側でアラームが鳴るため、置き忘れを防げるという触れ込みだ。また、LEDライト搭載だから暗い場所でも発光しているから見つけやすいのだという。 

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複数のスマホに登録できるから、家族共有のアイテムにつけておける、と言っているが、それはどうかな、と思った。そのとき誰が使っているかワカラナイから、家の中ならともかく、そんなリンクをつけてしまったら持ち歩けないだろうに、と笑ってしまった。いちいち、リンクを張ったりつけたりしていたらその方がよっぽど面倒だ。そもそも、リンクを張るのを忘れたらどうするんだよっ! と、思わず突っ込みを入れてしまった。
ちなみに、サイズなどの情報は下記のごとく。

 型番 Tp1PkBlEcoJP 直径 26.2mm 厚さ 5.6mm
 電池の種類 CR2016 接続性 Bluetooth Low Energy 4.0
 通信範囲 最大33m
 アラーム音量 90dB かなりでかい音だ!
 対応機種と対応OS iOS 9.0+ and Android 4.4+

多分同じようなものがいくつも出回っているんだろうと思ったから、少しググってみたら出るわ出るわ、あまた出回っているのです。

スマートタグというくくりでかなりの商品が出ているが、大別すると、上記商品と同様にスマホを管理ツールに使ったアプリタイプと、独立型でコントローラーとタグをセットにしてあるタイプとに分かれている。

"MAMORIO"(マモリオ)という、機能そのまんまの名称のスマホ連動型小型タグもある。残念ながらiOS対応だけのようだが、かなり小さい札サイズで、鍵より小さい。iPhone大好きな日本では受けているのかも知れない。 

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紐つけしたスマホからアイテムが一定以上離れるとアラームが鳴って、それを忘れていても、いつ離れたかを知らせてくれるなどの探索機能があるアプリ仕様になっている。

これらを含むいろいろなもの探しタグに興味のある方は、下記を眺めてみるのも良いだろう。スマホ全盛の今、必見かも。

https://sakidori.co/article/208670

一方、スマホを使わないMのような化石人間には、独立型のものもちゃんとある。
置き忘れ防止 もの探しタグ、という触れ込みで”Key Finder”という、これもまたそのまんまの名称で出ている商品があった。 

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コントローラーにタグ(子機)が6個ぶら下がる仕組みで、電池を入れたタグをなくしたら困るものに紐でくくっておくというもの。実にシンプルである。ストラップが好きな人には違和感なく使えて、しかもメカに弱い人にうってつけに思える。

 

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自分自身でもちょっと興味があるが、一人住まいしている母親にも、これなら使えるかという気もしている。
あっ、でも、コントローラーをなくしたら意味ないか! 大笑・・・