理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

ワクチン期待より 体力アップを! ビタミンCは 強い味方

Mです。

 COVID-19の脅威で、世の中がアタフタしている。

 こんな時は、正しい情報だけを見極めて、無駄なことはしないのが賢明だ。
 なんだかよく分からないことに税金投入して、肝心な民衆支援に及び腰を続けている政治中枢に翻弄されてはいけない。

 そんな中枢のお偉いさんたちが、ワクチン開発に期待するようなことを言うが、騙されてはいけない。ワクチン開発は、かなりの難物なのだ。

 そもそも、ワクチン接種したって、インフルエンザに罹るでしょ?! という現実を思い起こして欲しい。
 あれは、接種したワクチンの型が流行したウイルスの型に合っていないのが原因の場合もあるし、接種しても身体の側がそれを活かせない、つまり免疫系がちゃんと反応できなかった事による場合もある。後者は、身体の側の要因で、ワクチンに反応しやすい人もいれば悪い人もいる、という個性の問題で、いかんともしがたい。つまり、あった方が良いけれど、あれば確実というわけではない、というのが「ワクチン」なのである。
 ワクチンは、変異の少ない相手(たとえば天然痘ウイルスや麻疹ウイルス)に対しては強力な武器になったが、姿を頻繁に変えてしまう変異の多いウイルスに対しては、盤石ではない、ということ。

 インフルエンザ・ウイルスも、変異が多いことで知られている。だから、ワクチンが確実な予防策になりにくいのである。
 ワクチンにも種類があるが、基本的には、病気を起こす原因ウイルスそのものを元の材料として使う。ということは、元が変化してしまうと、時間をかけて開発したワクチンが「的はずれ」になってしまうのだ。

 COVID-19に関しては、ケンブリッジ大等の研究チームが、4月9日の米科学アカデミー紀要(PNAS)に、3つの型になって広まっていると報告している。大元をA型とし、そこから変異したB型が武漢で広がり、別に変異したC型がヨーロッパへ広がった。そして、オーストラリア、米国はA型が多い、という報告だ。ほんの数ヶ月のあいだに変異を重ねていることが判ったわけで、この報告で調べられたサンプル以降も、世界中に広まっていく際に、実際はさらに変異し続けている可能性もある。

 そう考えると、ワクチン開発が難題であることが分かってもらえると思う。変異してしまった、そして、これからも変異を繰り返していくだろう相手に対して、全ての型に対応するワクチンを作ることが出来るのか? あるいはまた、何種類作れば良いのか、ということなのだ。
 「COVID-19のいくつもの型に対応するワクチン」も作れるが、多くの場合、そういう「共通部分に反応するワクチン」は強い免疫応答を促す効果が弱く、予防薬として強い武器にはなりにくいことが多い。

 ということで、ワクチン開発の必要性は否定しないが、それに頼ることには賛成できない、というのがMの意見なのだ。

 一時ことばだけが流行ってしまった「自己責任」が、いま重要だと思う。
 とにかく、危険なことはしない、と、自分の周りをよく観察する必要がある。

 健康を維持するために必要だ、と思っていることは、周りをよく観察して続けていくこと。例えば、ジョギング習慣のある人がそれを止めるのは良くないと思う。やめてしまうと、精神面でのストレスが重なって、徐々に身体にマイナスに作用してくる。
 病は気から、というが、脳みそが病を生むこともあると注意して欲しい。

 脳みそは、精神的ストレスを産んでしまう場所でもあるが、一方で、それを解消するための意思を生まれさせる場所でもある。だから、精神の健康、という考え方を忘れずに、後ろ向きにならずに自分の行動を整理してみることが大事だと思っている。脳みそが免疫系の活性化に深く関わっていることも、近年の研究でわかってきている。

 そんな考え方のひとつとして、Y子とは、だいぶ前から欠かさず行っている事が1つある。ビタミンCの摂取だ。
 ビタミンCは、水溶性のビタミンで、普通に生きるためだけで一日200mg欲しいとされている。摂り過ぎるとかえって身体に負担となるビタミン類(脂溶性の物が多い)もあるが、ビタミンCは、摂り過ぎてもオシッコに出てしまうから蓄積による弊害は起こらない。細胞の基本活動に不可欠な物だから、摂り過ぎるくらいにする方がかえって安心なのだ。
 これを、毎朝1グラム飲む、というのをMは習慣にしている。肉体的に疲れた日は、夜も1グラム追加する。
 細胞活性を高めるとともに、カゼなどの体力を消耗させる状態になった時には、その回復のために、つまり、細胞たちが新陳代謝して自分たちを守るためにどんどん使うので、補給が重要なのだ。風邪の予防にビタミンC、とはよく耳にすることばだが、あれは、予防というよりむしろ防御した結果だと言える。風邪の引き始めに、ビタミンCを消費して防御装置(免疫系)がガンガン働いて食い止めた結果だ、と考える方が正しい。単純に予防したのではなくて、罹ったけれど病気の症状になる前に防いだ、というのが本当のところなのだ。  
 たまに、ミカンやレモンがビタミンCの代名詞のように使われていることがあるが、実は、1グラムのビタミンCをミカンなどで摂ろうとしてもまず無理。酸っぱいのがビタミンCなのだと思われがちだが、ミカンなどの酸っぱさの主役はクエン酸。ビタミンCは大きなミカンを食べても1個で50mgが良いところ。つまり、一日必要量の200mgを摂ろうとしても4個食べる必要がある。1グラム摂取するには20個以上食べなくてはならない。そんなに食ったら、ほかに何も食えない!

 ドラッグストアにいくと、ビタミン剤コーナーにいくつもの製品が並んでいるが、われわれは原末一本である。アスコルビン酸原末、という、いちばん味気ない種類の物を重用している。何のことはない、タダの白い粉で、めっぽう酸っぱい!

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 だが、水でもジュースでも、すぐに溶けるからとても使いやすい。しかも、なにも加工してないだけに重量あたりの単価が安い。Mの場合、毎朝カップに1g放り込んで野菜ジュースを50ml程度入れて振り溶かして飲む。飲んだ後、そのカップにもう50mlほどジュースを入れて飲む。これで、カップの内壁に残ったビタミンCもほぼ完全に摂取できる。

 我々は、ビタミンCだけでは足りないな、と思う時は総合ビタミン剤も追加する。一方、サプリメントでビタミン補給、などは行わない。サプリメントは割高なうえに、全体として何をどれだけ摂取したかが判りにくい。「サプリメント大好き!」な方々が大勢いて「あれも、これも買っている。最近になって、これを追加した」などと話しているのを聞くと、中味をちゃんと整理して飲んでいるのだろうかと心配になる。「過剰摂取は危険。こういう疾患がある人、こういう処方薬との併用は禁忌」などの情報に、十分な注意が必要だ。

 多くの人が書いているように、ウイルスと動物は共生関係で生きてきた、長い、なが~~い歴史をもっている。言い換えれば、ウイルスだけ駆逐することは、まず不可能なのだ。居てもいいけど病気は起こさないように、と、入り込まれる側、つまりヒトが防護策を考えるしかない。そのとき、医療技術はもちろん重要だが、それは身体の防御力に加勢してくれるのであって、どんなときでも守ってくれる、という存在ではない。

 COVID-19は侮ってはいけない相手だが、怖がりすぎてもダメだ。
 対抗するには、身体の状態を良いまま保つ、それがいちばん大事だと思う。

 そう考えて、とにかく、身体に良いことをしましょう!!
 精神の安定にビタミンC、なんてのもアリかな、と思う。

 COVID-19なんかに 負けない!