理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

私の歯科遍歴

薬剤師Y子です。
以前の記事にも書きましたが、今の私には信頼できる「歯科の主治医」がいます。

www.yakuzaishi-y-co.work


今日は、そんな私の歯科遍歴について書きたいと思います。

幼児の頃の私には「味噌っ歯」がありました。
昭和30年代には「乳歯は生え替わるから虫歯になっても気にしない」という親が多かったように思います。
私も、乳歯を治療するために歯科に通った記憶は全くありません。

 

田舎の公立小学校(いわゆるマンモス校でした)に通っていた6年間については「毎年6月4日は虫歯予防デーだから、その前に図画工作の時間を使って画用紙に水彩絵の具でポスターを描いた」「同学年の女子に、両親が内科医で叔父が歯科医という子がいて、彼女の姓を冠したS内科医院とS歯科医院に、私は母と一緒に通院していた時期がある」「彼女の叔父であるS歯科医師に『とても歯並びが良い』と言われて嬉しかった」等の記憶があります。

 

でも、その同じS歯科医師に、高校時代の私は「あなたは歯を磨きすぎている」と強い口調で言われ、その回を最後に、そこには行かなくなりました。

 

薬学生になって住む場所が変わり、最寄り駅の近くにあった歯科医院に行ったときには「受付、診療、会計を一人でこなしていた老人(もちろん歯科医師)の雰囲気の暗さ」と「そこにいる間は終始その老人と二人っきりであること」が「なんかコワイ」という理由で、2回ぐらいしか通いませんでした。

次に行った歯科医院は、就職し、結婚もした私が11ヶ月だけ住んでいたアパートから行きやすい場所にあり、初めて「自分だけの保険証」を持って通院した私は、親知らずを4本とも抜歯するなど、大変お世話になりました。

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その後、母親になった私は別の場所に引っ越し、歯の詰め物が外れてしまった時などに迷うことなく電話で予約する「近所の歯科医師」に巡り会いました。
若い頃は彼を全面的に信頼していたのですが、50歳を少し過ぎた頃、保険外治療を勧める彼の言葉に乗って「いつもより1ケタ大きな金額」を支払った後で「いつもより悪い結果」に見舞われ、「彼の前で無防備に口を開けて座るのは、もう嫌だな。別の歯科医を探そう!」と思いました。

 

ネットで検索し、「できるだけ歯を抜かない、削らない」という方針がホームページに明記されていて、しかも私にとって通いやすい場所にある歯科医院を見つけました。上記「ご近所の彼」との顛末を話し、悪い結果に終わった箇所を治療して貰い、その後は原則として月に1回、通院して診て貰っています。

今の主治医の指導に従って歯ブラシを「やわらかめ」に変えたところ、口の中の状態が好転し、高校時代に「Sちゃんの叔父さん」に言われた「磨きすぎ」の意味も、よく分かりました。私は長年、歯の根元や歯茎を自分で傷つけていたのです。

 

歯科医との相性は、とても大事ですね。

この記事が、どこかの誰かの歯を守る上で役立ちますように!