理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

マスク会食 その「新しい食事マナー」には反対です!

薬剤師Y子です。

今、「マスク会食」が話題になっていますね。

例えば、神奈川県公式の、この動画。

www.youtube.com

言いたいことは分かりますが、4人でテーブルを囲み「片方の耳からマスクが下がっている状態で飲み物や食べ物を口に運ぶ」ということを何度も繰り返す、この「新しい会食マナー」には、大いに問題があります。

 

自分の顔にしか接していないから「汚染されていない面」として取り扱うことが出来る「マスクの内側」を、「感染者がいた場合、おしゃべりの時に出る、ウイルスを含む飛沫」に何度も曝しているからです。

 

この動画では「会食の前に、マスクを新しいものに変えましょう」と言っていますから、会食が終わる頃には「マスクの外側と内側が、同程度に汚染されている状態」になり、何のためにマスクを着用しているのか、私には分かりません。

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もし、この4人に加えて、私、薬剤師Y子が会食に同席することになったら、動画開始から1分35秒後あたりで外したマスクを2つ折り(もちろん、顔に接していた面が内側)にし、持参したポケットティッシュ等で包んで、すぐ取り出せるバッグの中、ポケットの中などに入れておきます。

その状態で食べ物や飲み物を何度か口に運び(この間、目線は交わすけれど無言)、それからマスクを取り出して着用。口の中に入っている物を噛んで飲み込んだら、マスクをつけた状態で、しばらく会話を楽しみます。

「会食」ですから、これを何度か繰り返すことになるかも知れませんが、できるだけ「まとめて、黙って食べる」「ある程度まで食べ、どうしても途中で何か喋りたくなったら、マスクを着用して喋る」ことにしたいです。

 

つまり、「マスクを外し、その『内側』を守るように、そして直ぐ取り出せるように保管した状態で飲食する」ことと「マスクを着用して会話する」ことを最小限の回数だけ繰り返すのが、私にとっての「マスク会食」です。

片方の耳からマスクを下げて、同席者の口から出た飛沫が遅かれ早かれ『内側』にも到達するだろう、という状態で飲食するということは、私には出来ませんし、他の人にもオススメしたくないです!

 

これは感染リスクに直結する問題ですから、飲食ぬきで、マスクして、大いに議論したいですね。