理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

歯に配慮しつつ、おやつを選ぶ

薬剤師Y子です。

今日は久しぶりに「歯を守る」ことに関して書きたいと思います。

 

このブログで私が初めて歯について書いた記事は、こちら。↓

www.yakuzaishi-y-co.work

2度目に書いた記事は、こちら。↓

www.yakuzaishi-y-co.work

3度目の今回、私が歯について書こうと思ったのは、ネットサーフィン中に [市販の飴やガムに表示されている「ノンシュガー」と「シュガーレス」の違い] について

ノンシュガーという表示の場合、砂糖は使用されていないが蜂蜜果糖などが含まれていて、砂糖と同じ程度むし歯を作るものもある。一方、シュガーレスと表示されている製品には、還元麦芽糖パラチノース、マンニトール、エリスリトール、キシリトールなどの糖アルコール)や、高甘味度甘味料(ごく少量で甘味の強い糖、ステビアなど)のみが使用されていて、むし歯をほとんど作らない

という記述を見つけたのがキッカケ。 

へ~、そうなのかあ。知らなかった~。「ノンではダメ。レスを選ぼう!」と覚えれば良いかな、 などと思いながら、たまに泊まりに来る4歳の孫娘と一緒に彼女のおやつを買う時のために、自分が納得できるまで詳しく調べたくて更に検索を続けたところ、なんと「ノンとレスの違いに関して、上記は古い! 今は下記が正しい。シュガーレスとノンシュガーは同じ意味。しかも変わってから20年以上も経ってる!」ということが判明。ネット検索で上位表示されるサイトから順に読んで「わかったような気になる」ことの危険性を痛感しました。www.kc-kichijozi.com

1996年に栄養改善法が改正され、1996年5月24日から1998年3月31日は猶予期間とされていましたが、1998年4月1日から次のように義務づけられました。

●「シュガーレス」=「ノンシュガー」
食品に含まれる単糖類・二糖類が0.5%以下である

よって、現在は同じ意味として使われているのです。(以上の小さい文字は、下記サイトより)

ノンシュガー・シュガーレスの違いは? | オレンジブログ〜札幌市南区の歯医者さん〜

 

f:id:Yakuzaishi-Y-co:20210131131809j:plain

さらに「砂糖と違って歯に悪くない。むしろ歯を守ることにつながる」という印象がある「キシリトール」について、「ガムにキシリトールが使われているのは、虫歯予防のため。でも飴に使われているのは清涼感を得るためで、キシリトール入りの飴に、虫歯の原因になる原料が含まれていることも多い」と知りました。 

キシリトールはなぜ歯にいいの? | 交野市倉治の歯医者 | おがわ歯科こども歯科クリニック

 

孫娘はチョコレートとアイスクリームが大好き。「両者のうち、チョコよりもアイスの方が虫歯になりにくい」と知ったのも、今回の一連のネットサーフィンの大きな収穫でした。 

虫歯になりやすい飲み物、食べ物 | けんせい歯科

 

また、こちらの歯科医院のサイトにある「間接清掃性食品」、特にレモンと梅干しは、食べずに思い浮かべるだけでも効果があります。

清掃性食品と停滞性食品|浦安市 新浦安駅前の歯科医院デンタルオフィス・ソレイユ

私の仕事は「9時間拘束」で、1時間の休憩を除くと「よほどのことがない限り、水を飲みに行きたいとは言いにくい」現場。仕事中、口の中がカラッカラに乾いてしまったときなど、私は「白い御飯の上の、大きな梅干し」や「ナイフでスパッと切ったら果汁が溢れ出た、いかにも酸っぱそうなレモン」を思い浮かべて唾液を出しています。

 

何でもネットで調べることが出来る便利な時代。古い情報、不正確な情報、誰かが自分の利益のために流している情報などを鵜呑みにせず、気が済むまで時間をかけて調べたいものだ、と、今回あらためて感じました。