Mです。
時々面白いソフトをゲットしているソースネクス(Sourcenext)さんから、ちょっと興味をそそる紹介が来た。映像チャットの背景を自由に設定できるソフトなのだそうだ。テレビ東京の深夜ビジネス番組WBSでも紹介されたということだから、インチキではなさそう。
◆ソースネクストさんからのお誘い
■ 背景の自由「XSplit VCam」 Windows用・ダウンロード版
https://www.sourcenext.com/_/C000054708-K0-se
・ 申込締切 : 明日6月15日(火)まで
・ 提供価格 : 2,990円 (標準価格 4,290円 割引率 30%)
◆供給元サイトは下記 ↓
https://www.xsplit.com/ja/vcam
下火になりつつあるかに見えているコロナ感染症の広がりのなか、大きな企業では人の移動無しに業務を進めることが出来る、という触れ込みでZoomなどのシステムを使った遠隔会議などが広く使われているという。Mのように超零細企業の人間にとっては、実際のところそれを行う相手が「ひとつまみ」しかいないから、現実的な意味を持たない。それでも、相手が大きな会社だと、希にリモート会議に参加できるかという問い合わせが来る。出来ないことはないものの、そこまでの必要性も無いでしょう、と電話で内容だけ聞いておいて、後ほど資料と回答をメールして済ませてしまう。現実的に考えて、リモート会議とはいっても、多くの場合、面子を確認してリアルタイムに伝達事項を共有化しているだけで、それ以上の深みがあるわけでは無い。どうせ後から詳しい詰めを行わなくてはならないのだから、リモート会議の時間的制約に縛られる事にそれほど意味は無い、と思ってしまうMである。相手からすると、会議しました、という証拠を残す意味があるのだろうが、決めごとをその場で決断できることが殆どない会議など、はっきり言って時間の無駄だと思ってしまうのである。電話でもメールでも良いから、必要事項だけ伝えていただいて、その履歴と既読メールでMが参加したと判断して欲しい、と思うのである。
コロナ禍の下、巣ごもり需要で大きな利益を生んでしまっている企業群もある一方で、一般消費全体は明らかに冷え込んでいる。企業間でモノ作りを絡めた実商売を進める場合、対面の相談がやりにくいことで、なかなか厳しいものがある。そういう仕事では、どうしても対面でモノを見ながら、触りながらでないと、微妙な感触を含めた相談がむずかしい。
そんななかで、会議なんて、と馬鹿にしていたリモートシステムが、使いようによっては結構役に立つことを実感した。
手間にはなるのだが、相談内容の「モノ」を複数用意しておいて、それを相手方の何カ所かに事前送付しておく。その上で時間を決めて、リモート相談会を行うのである。
モノさえ手元にあれば、「裏側のビスなんですけど、こんな具合で邪魔にならないでしょうかねぇ」などと、細かい部分の相談もかなり出来てしまうのだ。動作させて振動の具合や音の大きさを体感してもらって感触を聞く、なども、一つの机に集って相談しているときとそれほど変わらない。あらためて、ネット社会の便利さを体感してしまった。
と、殴ってさするようなことを言っているが、要は、モノは使いよう、ということだ。
その「使いよう」なのだが、確かにモノを手元に置けば相談事もリモートで出来るとわかったものの、一つだけ気になってしまうことがあった。各人のセットしてあるネットカメラの背景だ。3人で行ったリモート相談だったのだが、その一人の部屋は、自宅の居間だった。セットされているカメラの先がちょうど家人の動きがわかる空間を含んでいたため、子供が行きすぎたり、奥さんが話しかけてきたり、と和やかといえば言えるものの、結構そっちに目が行ってしまうのが避けられなかった。画角を小さくしてよ、と思ったものの、さすがにその場では言い出せなかった。
その経験があったので、今回のソースネクストさんの紹介ソフトに興味がわいたのである。
内容をちょこっとのぞいてみたところ、静止画、動画、イラスト、などなど、かなり自由に取り込んで設定できる。しかも、人物だけAIで判断してリアルタイムに合成してくれるとの触れ込みだ。例としてあげてあった画面例を示すと、下のようになる。
Before → After
相談対象になるモノも、AIが人物と一緒に選択してくれるかどうかなど、まだ疑問はあるが、ちょっと試してみてもいいかな、という気持ちになっている。
ただ、3割引の期限が間近に迫っている。
どうしよう!!
見切り発車しちゃおうか・・・・