Mです。
東京近辺がみんな「緊急事態宣言」下にあるなか、温暖?な気候のもと、選手の皆さんが鍛錬の結果を競い合っている。
温暖すぎる東京近辺では不可能ということで札幌に場所を移したマラソンだが、連日30℃超を続けている札幌が、果たして快走を許してくれるのかどうか、南に1,000Km離れた場所にいるMから見ても、不安が充ち満ちている。
とにかく、早く無事に終わっていただきたいものである。
都内を仕事で動き回っているので、オリンピックが始まってからの交通事情は、予測が付かない。場所によって予想もしない渋滞(というか、停滞)に出くわし、慌てて迂回路を探すということが何度も起こっている。幸いにして、ナビの力も借りながら抜け道を見つけることが出来ているので実害は被っていないのだが、それでもシンドイことに変わりは無い。
そんな都内を走っていてやたら目に付くのが、パトカー。しかも、熊本県警とか長崎県警とか、とんでもなく遠くの警察車両がオリンピック関連ルート周辺を周回している。ナビがあったとしても、都内の地理に詳しいはずはないから、パトロールするだけでもひどく神経をすり減らしていると想像する。不慣れな場所というだけで、クルマの運転は疲れるのだ。実感として、それがよくわかる。
一体どれだけの警察車両と人員が動員されているのか知らないが、派遣した地元はそれでも大丈夫なのだろうか? 空き巣狙いの楽園になっていないことを祈る。
素人のそんな心配が、実際にけっこうな問題につながっていると、今朝のNHKラジオで知った。
オリンピック支援で日本中から集められているバスと運転手、警察車両と警察官、それらの絡んだ交通トラブルが開催7日間で50件以上起こってしまったのだという。
さっきネットニュースをのぞいてみたら、ANNニュースでは、100件超のトラブルがあったと報じていた。死亡事故にはつながっていないものの、物損が発生しているということだから、そこかしこでガッチャン、ドッカンが起こっているらしい。
選手やスタッフの輸送に当たるバスがルートを間違えたり、時間通り動いていなかったりで、外国選手からのクレームにもなっているという。それくらい無理もないことだ、とMは思うが、選手たちにとってはめちゃくちゃストレスだろうから、それくらい・・・なんて、とても言えない。
先週初め頃だったか、地方のバス会社から派遣された運転手さんたちが、トイレも風呂もない相部屋で寝起きしているケースもあって、派遣元の会社が窮状を見かねて職員たちの寝泊まりするビジネスホテルを慌てて確保し移動させた、という報道も聞いた。かかった経費100万円超は、会社が負担するしかなかったそうだ。それに対して、タコ部屋をあてがったJOC側が、適切な施設を用意しているとコメントしたというのを聞いて、ダメだこりゃ、と、いかりや長介さんの決めぜりふが思わず口に出た。
そんな環境で頑張っている方々には、惜しまず応援したい。
コロナ禍で毎日必至の医療活動を続けている医療スタッフの皆さんと同じく、まさに身を粉にして業務に携わっている皆さん、くれぐれもご自愛のほどを。