理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

虫除けに悩む

Mです。

悩む、とは言っても、自分のことではない。これから夏に向かっていく中で、孫相手に外遊びとなったとき、アブや蚊からどうやって守るか、という悩みだ。

実をいうと、Mは幼少期からほとんど外にいたので、ふつうに出会うことのあるムシにはたいてい刺されてきている。蚊は常に腕や首にたかっていた状態で、腹を赤く膨らましている蚊に気がついてパチンと潰すのはごくフツーの出来事だった。あまりに刺されまくったせいかどうか知らないが、いつの頃からか蚊に刺されても痒みを感じなくなってしまった。刺されたところもあまり脹らむことがなく跡も残らない。夏の草地に出るとわんさかと蚊が集まってくるが、刺されても痒くならないので、気付いたら叩く程度であまり気にしていないし、気にならない。

 

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一方、家族は刺されるとちゃんと腫れるし、ひどく痒がるので、自分が異常なのだということはわかっている。すごく得している気分でもあるが、そうとばかりも言っていられない。痒がる人を見ると、やはり心が痛いのである。

そんなだから、虫除け、という代物にはあまり注意も払っていないかったし必要性も感じていなかった。けれども、家族のことを考えると、そうも言っていられない。特に、まだ3歳になったばっかりの孫のことを考えると、何か上手い方策を考えないといけないだろうと悩むのである。

 

虫除けについてちょっと調べてみたら、3つの選択肢があるのだとわかった。

第1の選択は、第二次大戦の時期にアメリカで開発されベトナム戦で使って著効を知らしめたDEET。いま日本中でミスト式、スプレー式商品として広く出回っている。でも、その副作用がイラク戦の帰還兵で疑われたこともあり、カナダ、アメリカ共に子どもへの使用には厳しい制限を加えているというから、正直使いたくない。

 

第2選択が、子どもにも使える、として80年台にドイツで開発されたイカリジン製品。これも、そこそこ出回っている。効果はDEETと同等とされているが、正直データで見比べないとよくわからない。

 

第3の選択が昆虫忌避効果のあるハーブ系香料で、アルコールを含まないことを特長にして穏やかな忌避剤だとされている。が、効果は明らかに前2者より劣る。

 

と、情報だけは観てみたが、自分が必要としていないこともあっていまひとつ真剣さに欠けている気がする。

Y子さんとよく相談して、早急に選択しなくてはならない。
夏が近いのだ。