理系夫婦Y子とMの昭和から令和まで

都内で働く薬剤師Y子と、パソコン・DIY・生物などに詳しい理系の夫M。昭和30年代から今日までの実体験に最新の情報を加え、多くの方々、特に子育て・孫育て世代の皆様のお役に立つことを願いつつ発信する夫婦(めおと)ブログです。

めでたや! モニター復活

Mです。

注文していたセラミックFuseが水曜の夕方に届いた。

帰り際に郵便受けを覗いたら、小さなビニル袋に入ってポトンと入れられていた。これまで何度も見たことのある表が薄目のグレーで、裏が黒い小物電材郵送用の袋。ほとんどは、CHINAかTAIWANから送られてきていた。これも同じか、と思っていたら、全く同じ装丁の袋でラベルも同じだが、送り元は土浦市。なんと、国内でも格安電材を作っているのか、とちょっとビックリ。送料無料で1本100円もしない料金の品物を売って、日本国内で商売になるのか?と、思ってしまう。

楽天さんやAmazonさんの傘下に入っていると、総量勝負の商いになるので、なかには、今回のような割に合わない商材も扱わなくてはならないのだろうと、気の毒な気もしてしまう。秋葉原の電材店で売られていれば、こんな事にはならなかったのに、と販売者に同情してしまった。

ともあれ、物は手に入った。

木曜の昼休みに、ヒューズ交換することに決定。イチかバチかの勝負(半分遊びだが)である。

翌日は、朝から冷たい雨で、打ち合わせに出かけるのにも帰るのにもいつもより時間がかかり、事務所に帰れたのは16時半頃。濡れた上着を傘置きの近くに放って、既に解体してあるモニターの電源基板を取り出す。半田ごてに通電している間に、入手したヒューズの準備。購入したヒューズには脚がついていないから、ガラクタ基板から脚の線材を見繕ってニッパで切り取る。

半田ごてが熱くなったので、購入したヒューズの金属キャップをラジオペンチでつまみ、両方のキャップに半田をのせておく。ラジオペンチでつまむのは、熱を逃がすためだ。ヘタに熱を加えると、ヒューズが溶けてしまうこともある。サッと半田をのせたらすぐに吹いて冷やす。

切り取っておいた脚材の両端にも半田を付けておき、一端を基板に半田づけ。2本の脚が立った形にしておいて、ラジオペンチでつまんだヒューズを立ち上がっている脚の上端(半田が丸く付いている)に触れさせておいて、ごてをサッと当てる。溶けたらすかさず吹いてさます。もう片方も同じようにして溶着。

ヒューズ交換完了。

テスターを当てると、0Ω。導通よし。

さあて、あとは基板を組み付けて電源を入れてみるだけ。

電源ケーブルをつないでメインスイッチを押す。

やった~! 電源ランプが点いたではないか。どうやら生きてはいるらしい。

外してあった裏パネルを順次組み付けて、本体をリビルド。脚を付けてPCに繋ぐ。

PCを起動!

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どうやら、目論んだとおり、ヒューズ切れだけで本体基板類は無事だったようだ。

めでたくWin10初期画面が表示された。

 

いつもこううまくいくとは限らないが、とにかく今回は100点だった。

さあて、同じ様な掘り出し物、また探してみようかな。