薬剤師Y子です。
Google AdSenseの審査に、やっと合格しました!
「ようこそ!設定を完了して利用を開始しましょう」というメールがGoogle AdSenseさんから届いたのは、今年2019年の3/10のこと。
そのまま順調に進むだろうと思っていたら、これが大間違い。
悪戦苦闘の末、ようやく「お客様のサイトで AdSense 広告を配信する準備が整いました」というメールをゲットしたのが、7/3。
その間に「アカウントの承認を受けるには、問題を解消していただく必要がございます」という残念なメールを、なんと8通も受け取ってしまいました。
この約4ヶ月間の道のりについて、忘れないうちに記録しておきたいと思います。
と言っても実は、もう詳細に関して少しずつ忘れてしまっているのですが。
自らの「老い」や「物忘れ」に対処するためには「記録」が必須ですね!
還暦を過ぎた私たち夫婦がブログを始めた理由は、主に2つの「欲」を満たすためです。
1.それなりに長く生きてきた自分たちの経験を書き綴って他人様(ひとさま)に読んでいただけたら嬉しい、という「表現欲」。
2.今は2人とも「元気な労働者」だけれど、そう遠くない将来、今と同じようには働けなくなる日が来るだろうから、その時のために新たな収入源を確保しておきたい、という「金銭欲」。
「表現の自由」を謳歌しながら収入を得ることが出来たら、きっと老後の生活も楽しくなるだろう、と思ったわけです。
最初は私、薬剤師Y子が一人で、はてなブログの無料版に記事を書き始めました。
そして「時間があったらパソコンに向かってブログ記事を書く」というのが面白くなり「これなら続けられそうだ!」と感じたので、有料版への移行、独自ドメインの取得など、ちょっと面倒な作業に取り組みました。
同時に「一人で書き続けるより、夫Mも誘って夫婦ブログという形にした方が楽しめそうだ」とも感じたので、そのことをMに伝えてみました。すると、Mには書きたいことが沢山あったようで(もちろん、それを知っていたから誘ったのですが)、私の3~4倍のスピードで記事を書くようになりました。
アドセンス審査合格に関してブログに記事を書いている他の方々の見解を参考にして、この記事の冒頭にある「ようこそ!設定を完了して利用を開始しましょう」というメールをGoogle AdSenseさんから受信した3/10に、1回目の審査リクエストをしました。
すると、わずか2時間程度で「不合格」のメールが届き、そこには「複数のポリシー違反」と書かれていたのですが、どこをどう改善すれば良いのか全然わかりません。
そこで、また他の方々の見解を探るため、しばしネットサーフィン。
「薬剤師として薬や健康食品について書いた記事がマズイのかも知れない」という、今にして思えば全く見当違いの「結論」に達してしまい、いくつかの記事を隠した(「下書き」に戻した)上で、その日のうちに再審査をリクエストしてみました。
しかし、翌日の 3/11、前日と全く同じような不合格メールが届きます。
アドセンスさんからのメッセージを繰り返し読んでも、やっぱり不合格の理由は不明です。再びネットの海に出て、サーフィンすることになりました。
自分なりに納得できるまで手直しをして「これでどうでしょう?」と再審査をリクエストし、不合格メールを受け取る、というのを、3/13、4/14(いずれも、不合格メールが届いた日付)と繰り返しているうちにテンションが下がってきて大好きな「パソコンに向かう時間」を楽しめなくなってきたので、短期決戦は諦め、長期戦を覚悟しました。
4/14 にアドセンスさんから受け取ったメッセージには
「お客様のサイト(http://www.yakuzaishi-y-co.work)で複数のポリシー違反が確認されたため、サイトを承認できません」
に続いて
「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない
AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリには、修正が行われるまでGoogle 広告が表示されません。これには、広告配信専用のページや、コンテンツが存在しないページやアプリが含まれます」
と書かれていました。
アドセンスさんが広告を貼るための「より良い広告ボード」を提供するには、また先輩たちの見解を読まなくてはなりません。ネットサーフィンの再開です。
ネットの海で溺れそうになったり、鼻から海水が入って痛い思いをしたり、サーフボードを持って海に向かっている間に気が変わって引き返したりしながら、なんとか「不合格の理由は、これだ!」と気づいた(ような気がした)のが、4月の末。ああ不調法な薬剤師Y子。
なんと、この頃まで、ちゃんとした「プライバシーポリシー」を載せていなかったのです。
幸いなことに「これをコピペして使っていいよ。自分用に加筆修正してね。」と言ってくれている素晴らしい先輩たちを何人も見つけることが出来たので、お言葉に甘えました。
「これで完璧だろう、今度こそ合格でしょ?」とアドセンスさんに再審査をリクエストしたのですが、お返事のメールは「アカウントの承認を受けるには、問題を解消していただく必要がございます」という見慣れたもの。
これだけ何度も身支度を整えて「お付き合いしたいです」と告白してるのに毎回フラレていると、ご縁がないのかな、別の相手を探した方が良いのかも知れないな、という気になります。
この頃の私は「アドセンス以外で稼げるクリック型広告」というような記事も、よく読んでいました。でも、そのことを夫Mに相談すると「いや、アドセンスの方が良い」という一貫した返事。しかも常に即答だったので「よそ見をせず、この道を真っ直ぐ前に進もう」と思い直しました。
5月の中頃、「次の4つを済ませたら、また再審査をリクエストしよう」と決めました。
1. 記事内に企業名が入っている時は削除する
2. コピペ・チェック・ツールを使って、チェックする
3. アフィリエイトリンクを全て外す
4. 画像は「自分で撮った写真」か「フリー素材」にする
決めるのは簡単でしたが、仕事を終えて帰宅して食事と歯磨きと雑用を済ませると眠くなってしまい、作業は遅々として進みません。上記の4つを大体(「完全に」ではありません)終えて、6月の上旬に何度目かの再審査をリクエストしました。
今度は今までと違い「コードが見つからない」的なダメ出し。
はてなブログ利用の他の人のブログから「サイトマップをグーグルサーチコンソールに登録していないのが原因らしい」と分かったので、その登録を済ませてから申請したところ
「コードが見つかりました。これで、アカウントを有効にする処理を開始できます。
この処理は通常1 日足らずで終わりますが、もっと長くかかる場合もあります。
すべての準備が整った時点でメールでお知らせいたします。」
と表示されました。
「やった! 今度こそ合格メールが来るはず!」と期待していましたが、非情にも、またまた「問題を解消していただく必要がございます」メールが届き、必然的にネットサーフィンの日々に突入。そして今度は「お問い合わせフォーム」がないからダメなんだ、と気づきました。
私は「プライバシーポリシー」を1つの記事として掲載し、それだけを独立したカテゴリーにしてあったので、その過去記事の最後に「お問い合わせフォーム」を付け加えた上でカテゴリーの名称も変更し、最後の申請をしました。
そして、7/3。「お客様のサイトで AdSense 広告を配信する準備が整いました」という待ちに待ったメールが、やっと届きました。
本業に関しては「そこそこ仕事が出来る人である」と思い込んで働いていますが、「ブログ育て」については本当に要領が悪くて不器用な私の経験。
お恥ずかしい内容ですが、見知らぬ誰かのお役に立つことを祈りつつ、ここに記載しておきます。